ご無沙汰いたしまして。(←大げさ
実はまた出張だったんですが、いつもの携帯読書日記が書けなかったのは、ちょっと体調が悪くて。(相変わらずの偏頭痛です。)
ふと気付けば、この間にカウンターが26万を超えてしまっておりました。大変ありがとうございます。このところ目に見えてアクセス数は伸び悩んでおりますが、このへんで安定したいと思っているとそんなもんなんでしょうね。
目論見では、この出張の車中でハンナ・アレント『人間の条件』を読破する勢いで、文庫本とはいえ分厚い本をかばんに入れていったんですけどねぇ。さすがにここは仕事優先だろうと、体力の温存に努めました。(寝すぎは寝すぎでまた、偏頭痛の原因になるんですけどね。)
レーザータトゥー除去大理石が低下
でも出張というのは、訪問先の方と夜、お酒を飲むことも仕事のうちなんです。アルコールは駄目だ!頭痛薬とアルコールは相性最悪なんで、薬のほうを我慢してるんですけど、呑むと偏頭痛は酷くなるんです。それでも一生懸命愛想笑いをしてるのがサラリーマンの仕事ってわけです。(とほほ。)
そしたらですね。隣に座っていた相手先の女性が、お店の人に「お水ください」って言ったなぁと思っていたら、静かにつーっと私の前に置くんですよ。「あっ」と思いました。おかげさまで、他の方には気付かれずに何とか体面を崩さずに場を保つことができました。
出産の痛みにFWDを与える
私の仕事なんてのは、ちっとも生産的ではない業種なんですけど、デスクワーク中心とはいえ近ごろは誰でもできるような仕事ばっかりで。そういう意味で"私でなければできない仕事"なんてのはそれ程ないよなぁと考えていたら、そういうのはアレントさん的には「仕事」ではなく「労働」なのかなぁと。あまりやり甲斐を感じるわけでもないですし、自分ならではのスキルを伸ばすことも難しいし。
で、まあ取引先のその方も、業種としては似たようなものなんですが、私の窮地をひそかにフォローしてくれた振る舞いに「これはプロの仕事だな!」と、本当に感心してしまって。何でもないことのようで、場数を踏んでないとできないし、それに彼女ならではの優しさもあればこそ、というわけで。
局所的にうつ病のセルフヘルプグループ
ようやく仕事を終えて、今日無事に自宅に帰ってきました。ほっと一息。今回は本当にきつかった。
帰りの車中では少しは本を読む元気も出てきたんですけど、こんなふうにちびちびと流し読みしていてもなかなか頭に入るものではないですね。ただ消費されていくだけのものを産み出すために(奴隷のように)誰にでもできる労働をさせられて、やっと稼いだものはまた消費させられるために一時的に与えられているだけのようなもので。「公共性」ということを考えたときに、ただ生計のためだけに為される「労働」は、古代には軽蔑されたのに、それを近代は賛美していることの矛盾だとか。(ことはもっと複雑ですが。)
ただ、人と人の間で、人々の日々の糧にもならないような業務に従事していながらでも、やっぱり"その道の達人"の振る舞いというのは、目立たぬところで人を感動させる力があるんだなぁと。
まだちょっと頭痛いんで、書いてることがうじゃうじゃですみません。また医者に行かないと駄目ですかねぇ。頭痛を訴えても、頭痛薬を処方してくれるだけで、原因を調べたりとかないんですけど、そんなものですか?あ、でも転ばぬ先の葛根湯は、感動的に症状が改善しました。もらったときは「漢方かよ」って思ったんですけどね。
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