人格パターンは体重に影響を及ぼす可能性
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提供:WebMD
減量目標が達成できない場合、人格パターンが関わっている可能性がある
Miranda Hitti
WebMD Medical News
【10月31日】減量に関して言えば、成功しやすい人とそうでない人がいるのはどうしてだろうか。
減量が成功するか否かは、単にカロリーの問題もなく、トレッドミルに費やした時間だけの問題でもない。それには人格も関わっている、と専門家らは米国栄養士会(American Dietetic Association)(ADA)の年次集会(シカゴ)において会議場満席になった栄養士に話した。
同集会において、Robert Kushner, MD, MSおよびDawn Jackson Blatner, RDは、21種類の人格タイプを挙げ、各人格タイプの人が食事、運動、ストレスに対処する方法について説明している。
これらの人格タイプは、Blatner博士、Kushner博士、およびKushner博士の妻でありナースプラクティショナーのNancy Kushner, MSN, RNがADAのために執筆した書物Counseling Overweight Adults: The Lifestyle Pattern Approach and Tool Kit(肥満成人のカウンセリング:ライフスタイルのパターンおよびツールキット)に記したものである。Blatner博士はADAの広報担当者である。Robert Kushner博士はNorthwestern Comprehensive Center on Obesity(米国北西部総合肥満センター)の臨床部長であり、ノースウエスタン大学フェインバーグ医学部(Northwestern University's Feinberg School of Medicine)内科教授を務め、肥満学会(Obesity Society)次期会長である。
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この新しい書物は一般大衆に向けではなく、栄養士向けに書かれたものである。しかし、この書物には、例え登録栄養士(Registered Dietitian, RD)でなくても、真実味が感じられる知見が記されている。
これらの人格パターンに聞き覚えがあるだろうか。それにどう対処すればよいかを以下に説明する。
7つの人格パターン
Kushners博士とBlatner博士は、執筆した書物の中で、肥満者によく見られる、永久に減量が難しい人格パターンを挙げている。
摂食に関連する7つの人格パターンは次のとおりである。
食事を抜く人:食事を抜くことが多い
夜間飲食者:夜中に物をむしゃむしゃ食べる
便利な食事をする人:外食が多い
果物が少なく、ご馳走を食べる人:果物や野菜が不足している
常に間食する人:間食が多い
たっぷり取り分ける人:食べる分量が多い
両極端に揺れる人:食事療法の「優等生」と、その後の「落第生」との間を揺れ動く
運動に関する7つの人格パターンを次に挙げる。
ソファ支持者:あまり動かない人(カウチポテトなど)
不安な参加者:運動について気後れする
初めての人:運動の初心者
全か無かの人(All-or-nothing doer):Blatner博士によれば「任務を熱心に遂行した後に、何もしなくなる人」のこと。
きまりごとを繰り返す人:きまった同じ運動を何度も何度も行う
身体を曲げると痛む人(Tender bender):痛みのために運動が制限される
運動を先送りにする運動選手(Rain-check athlete):やる気はあるが実現しない
ストレス対処に関する7つの人格パターンを次に挙げる。
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感情的に食べる人:感情的になったときに食べ物に走る人
自分を綿密にチェックする人:自分自身に対して手厳しい否定的なセルフイメージを持つ人
絶えずぐずぐず先延ばしにする人:行動を起こすことを延期する人
他人を喜ばせる人:他人に関心を向けすぎて、自分自身の健康のための時間もエネルギーも残っていない人
忙しすぎる人(Fast pacer):仕事ばかりしていて健康的なライフスタイルのための時間がほとんどない人
食事療法に対して疑い深い人:過去に減量に挑戦したことがあり、自分は成功できないのではないかと疑っている人
背伸びしすぎる人:非現実的な目標を立てて、後に失望する人
人格パターンの利用
栄養士の協力が得られているなら、はじめに50問の質問調査に回答すべきである。その回答に基づき、栄養士は21の人格パターンのそれぞれについて、あなたのランクを示す棒グラフを作成することができる。
カテゴリーごとに複数のパターンに該当してもよい。例えば、摂食カテゴリーでは他人を喜ばせる人および便利な食事をする人として最高ランクに分類され、運動カテゴリーではソファ支持者と身体を曲げると痛む人として、ストレス対処カテゴリーでは感情的に食べる人と他人を喜ばせる人として最高ランクに分類されることができる。
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次に、あなたと栄養士は、あなたの人格プロファイルに合った体重とライフスタイルのプランを作成する。「患者は型にはまった方法は望まない」とBlatner博士は述べている。Blatner博士は、目標に向かって小さな達成可能なステップを進めることを信奉しているので、「一度にひとつの巧妙な(tricky)ライフスタイルの状況」に取り組むことを推奨している。
Blatner博士は、栄養士と連携していない人に対しては、21の人格パターンを見直して、各カテゴリーから自分に一致するものを2つか3つ見つけた後に、それらのパターンに対処する方法を探すように提案している。
例えば、食事を抜く人は食事のスケジュールを立てることができるし、感情的に食� ��る人は自分の感情に対処する別の方法を見つけることができる。Blatner博士は、Kushners夫妻が数年前に消費者のために執筆した書物Dr. Kushner's Personality Type Diet(Kushner博士の人格タイプ別食事療法)も推薦している。
体重の経時的グラフの作成
体重の経時的グラフを作成することも有用となり得る、とRobert Kushner博士はADAの講演で話している。
その方法は次のとおりである。白紙を1枚用意し、時間を横軸に、体重を縦軸にとる。次に、18歳以降の体重を記し、転換点付近にメモを付す。
例えば、大学時代に体重が増加し、結婚直前に体重が減少し、妊娠中に再度増加し、その後減少し、仕事で降格した後にさらに増加したというグラフを描いた患者をRobert Kushner博士は思い出している。また、ある男性は出張で体重が増加し、その後、一時的に運動したが、おそらく食事に対処しなかったために問題は解決しなかったという増減サイクルのグラフを作成した、とRobert Kushner博士は述べている。
このように振り返ってみるのは、後から省みることによって、前進する際に有用性がわかるヒントが得られる可能性があるからである。
カロリーは依然として重要であるが、各人には健康的な体重に至るための自分自身の道があり、自分独自の道を見つけるには、自分の過去と人格についての認識が必要である。そうした認識を持つことは道を外れない助けになるし、Robert Kushner博士が言うように「遵守すればするほど、成功する可能性が高くなる」
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